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危機管理

海外では都市部を中心に空き巣や窃盗、置き引きといった犯罪が多く、日本人の危機に対する無防備さからトラブルに巻き込まれる例もあります。 現地での生活は、「自分の身は自分で守る」ということは大前提です。そして多くのトラブルは、事前に安全状況を確認しておくことで回避することができます。 夜のひとり歩きは避ける、かばんに財布を入れて持ち歩かない、危険な場所には行かない等、日頃から意識して気を付けるよう心がけましょう。 また長期滞在の場合は予め主要都市にある日本大使館や領事館に滞在届けを出しておきましょう

ひとり歩き

特に夜の路地や公園を1人で歩くのは避けた方がいいでしょう。 都市部でもメイン通りから少し 離れただけで人気のない路地があったりするので、できるだけ夜は友達などと連れ立って歩くようにしましょう。

置き引き

都市部に限らず全国で起こっています。特に「ファーストフード店などでかばんに財布を入れたまま足元に置いている 間になくなっていた」というケースはよく聞きます。 またバックパッカーや空港のロビーでも、ちょっとそばを離れた隙になくなっていたということもあります。 財布や貴重品は常に身につけるようにし、いつでも荷物は見える位置に置いておくようにしましょう。

盗難・紛失

一般的に日本人は多額の現金を持ち歩いていると思われがちです。 国際キャッシュカードやクレジットカードなどを利用し、できるだけ現金は持ち歩かないようにしましょう。

現金を無くした場合は戻ってくる確率は低いですが、万が一現金を紛失した場合は日本と同様、警察に届けを出します。 またパスポートや航空券をなくした場合でも、最初に警察に紛失届けを出します。

パスポートの場合は紛失届けを出した後、大使館または領事館で再発行の手続きをします。パスポートなどの重要書類は予めもしもの時に備えコピー を取っておきましょう。 航空券をなくした場合は、無償で再発行してくれる場合もありますが、再度航空券を購入しないといけない場合もあります。

病気

生活習慣など、環境が変わるのだから気をつけていても病気やケガなどは起こってしまうこともあるでしょう。 風邪薬や頭痛薬などはスーパーなどでも簡単に手に入れることができますが、不安な人は直接病院で見てもらう方がいいでしょう。

都市部では日本語が通じる病院もあるほか、医療通訳を派遣している会社もあります。予め学校スタッフやホストファミリーに、近くの病院を聞き、確認しておきましょう。 また万が一の時のために日本から海外旅行傷害保険にも加入しておきます。 クレジットカードに保険が付いているものもありますが、疾病死亡の際の補償がないなど十分ではありませんので長期の場合は必ず加入しておきましょう。