カナダのビザ情報
ビザ(査証)とはカナダ入国の際の入国許可書のようなものです。カナダの学校に通う場合は、 6ヶ月以内だと観光ビザで入国することができます。また通算して6ヶ月以上学校に通う場合は就学許可証が必要となります。 また2018年12月31日以降の申請はバイオメトリクス(個人識別情報)の提供が義務付けられますので、注意が必要です。
バイオメトリクス(個人識別情報)について
バイオメトリクスとは指紋認証や顔写真などの個人識別情報のことで、就学許可証やワーキングホリデービザを申請される場合、バイオメトリクスの提供が義務付けられています。
2018年11月現在、日本国内でバイオメトリクスを登録できるのは東京にあるカナダビザアプリケーションセンター(CVAC)のみとなっています。
そのためバイオメトリクスを提出される場合、遠隔地にお住まいの場合でもカナダビザアプリケーションセンターに出向く必要があります。
バイオメトリクスはビザ申請書を提出した後、24時間以内にバイオメトリクス提出要請の連絡がアカウント内に届きます。
連絡が届いた日から30日以内にビザアプリケーションセンターにバイオメトリクスをご提供ください。
バイオメトリクスの料金はC$85で、ビザ申請料とともにオンライン上にてお支払いします。バイオメトリクス情報の有効は提供時から10年間となります。
なお半年内の観光ビザで渡航される場合や、14歳未満の方、79歳以上の方はバイオメトリクスの提供は不要です。
※情報は出来るだけ最新のものを掲載するよう心がけていますが、情報は古くなる場合もあります。申請前には必ずカナダ移民局やビザ申請センターにてご確認ください。
⇒ カナダビザアプリケーションセンター(CVAC)
ビザ申請代行のご案内
Kiwi留学ネットでは元在日カナダ大使館査証部スタッフが運営されているビザ申請代行会社様をご紹介しております。カナダのビザ申請方法がよく解らないといった方や、
書類の不備などによる却下を避けたいといった方はご利用ください。詳しくはKiwi留学ネットまでお気軽にお問い合わせください。
観光ビザ
- 対象
- 日本国籍で観光を目的とし、6ヶ月以内の滞在の場合。
- 申請方法
- 観光ビザが免除されている国(日本国籍を含む)の渡航者が飛行機でカナダ国内に入国する場合は予め電子渡航認証(eTA)の申請が必要です。 申請はCICのホームページよりオンラインでの申請が可能です。
- アルバイト
- できない
- 他のビザに変更可?
- 変更できない
- 備考
- 最初の語学学校が6ヶ月以内でも、その後合計して6ヶ月を超えて学校に通う予定があれば、就学許可証の申請が必要となります。 18歳未満の人が一人で入国する場合、親権者(保護者)から、カナダ滞在中に親代りとなる人を指名し、旅行を承諾した署名入りの書類が必要です。
- 注意事項
- パスポートを更新した場合はeTAも再申請する必要があります。
就学許可証
- 対象
- 6ヶ月を超えて就学される方。
- 申請方法
- オンライン申請
- 申請する時期
- カナダ移民局によると申請から許可証の通知書発行までには郵送申請の場合で最長13週間となっています(実際にはもっと早く発給されているようです)。 またオンライン申請の場合はさらに早く発給されます。但し申請が多い時期や、健康診断が必要な場合は時間がかかる場合があります。 出発前に確実に申請手続が完了するように、なるべく早く申請ください。目安としては渡航の4か月前に申請開始されることをお勧めしています。
- 申請料金
- C$150(バイオメトリクス登録料C$80が別途必要です。)
- オンライン申請対象者
-
- 日本国籍を有する人。
- 16歳以上
- 健康診断の提出が必要ない方。
- 同行する家族がいない方
- 提出書類の準備
- 下記の書類をオンラインにて提出する必要があります。予めパソコンに指定のファイル形式(PDF、JPG等(それぞれ2MB以下))で取り込んでおきます。
申請内容によっては下記以外にも提出を求められる場合があります。
- パスポート(ナンバーや顔写真が付いているページ)
- 学校から発行されるLetter of acceptance
- 資金証明(例:銀行から発行される英文の資金証明)
- 6ヶ月以内に撮った顔写真
- オンライン申請方法
- 下記のカナダ移民局の申請画面より申請していきます。多数の質問項目がありますが、途中で退出する場合は保存することも可能です。
⇒ カナダ移民局「Apply online」 - 注意事項
-
- カナダ滞在中にパスポートの有効期限が切れる場合は、パスポートを更新した上で就学許可証を申請ください。パスポートの有効期限がカナダ滞在中に 切れる場合、就学許可証もパスポート有効期限までの有効となります。
- 資金証明は学費以外の最初の1年間はC$10,000/年、C$833/月が目安の金額となります。
- 一般的な語学学校に通う場合の就労はできません。
- CVACの利用について
- CVAC(ビザアプリケーションセンター)は日本で申請される申請者に対してサポートを行うカナダ大使館公認のサービス機関で、日本語で対応しています。
就学許可証申請の際に必要となる提出物の漏れが無いか等のチェックを行ってもらう事ができます。但し各書類の中身の確認や、
どうしたら就学許可証が発給されやすくなるか等のアドバイスは行っていません。
⇒ カナダビザアプリケーションセンター(CVAC)
ワーキングホリデービザ
- 対象
- カナダでの長期観光と旅費を補うための一時的な就労の機会を与えることを目的としたもの。
- 語学学校に通える期間
- 6ヶ月以内
※コース自体が6ヶ月を越える長期コースのときは、たとえそのコースの一部を6ヶ月を超えない範囲で受講する場合でも、就学許可証が必要となります。 - 申請方法
- オンライン申請(抽選)
- 申請する時期
- 遅くともご出発の3か月以上前には申請開始されることをお勧めします。ワーキングホリデービザの申請資格は抽選となっており、時間がかかる場合があるようですので できるだけ早めに申請を開始されてください。許可証の通知書は、発行から1年間有効ですので、許可証の発効日から1年以内にカナダに入国してください。
- 申請条件
- 日本国籍を有する人。
- 年齢が申請書受理時点で、18歳以上30歳以下である (出発時の年齢ではありません)
- 以前にこのプログラムを申請し、ワーキングホリデー就労許可通知書の発給を受けていない人。
- 最低2,500カナダドル相当(およそ20万円)の資金を有していること。(すぐに働く予定の無い方は50万円くらい用意したほうがよいでしょう。)
- 滞在期間中の障害、疾病をカバーする医療保険に加入すること(カナダに入国する際、医療保険の加入を証明するものを提示するよう、求められる場合があります)
- プログラム参加費(C$250)の支払いができること。
- カナダ国内で仕事がまだ内定していないこと。
- 申請に必要なもの
-
【すべての方が必要なもの】
- 家族構成フォーム
- パスポートのコピー
- 英文履歴書
- 証明写真(4MB以下)
【申請内容によって必要になる場合があるもの】- 健康診断書
- 無犯罪証明書
※海外に半年以上滞在した場合、滞在した国で発行された証明書
- 申請料金
- C$226
- 申請方法
- 【ステップ1(IEC参加資格審査)】
- Come to Canadaにアクセスし、アカウントを作るための「パーソナルレファレンス・コード」を取ります。
- プロファイルを作り、IEC Poolに提出します。
・IEC参加資格(Eligibility)に関する質問に答えます。
・IEC Poolは参加希望者のプロファイルがシステムで保管されるプールの事です。
・IEC Poolでの登録機関は最長1年間です。 - IEC参加資格を満たした方には「Invitation Letter(招待状)」が届きます。
・招待状が届いてから10日以内にIEC申請をするか否かを判断し、受ける場合は「Start Application」をクリックします。
・「Start Application」をクリックしてから20日以内にIECワークパミットの申請を開始してください。
【ステップ2(IECワークパミット査証審査)】- 申請書等をオンライン上で記入します。
ご自身のデバイスに保存して間違いないように確認しておきます。 - 提出必要書類をオンライン上でアップロードします。
事前にPDF化した状態で保管しておくと便利です。 - プログラム参加費、オープン・ワークパミット所有費をオンライン上でクレジットカードを使って支払います。
- 審査が完了すると、MyCICアカウントに、オープン・ワークパミット発給許可通知書(Letter of Introduction(LOI))が届きます。
・審査機関は通常8週間以内です。
・LOIの有効期限は発行日より1年間です。有効期間内に渡航してください。 - LOIをプリントアウトするか、ご自身のデバイスに保管して、カナダ入国審査官にパスポートと共に提示してください。正式なオープン・パミットが発行sれます。
・有効期限は通常、発行日より1年間となります。
・入国時に残存期間が1年未満のパスポートの場合や、海外旅行保険加入期間が短い場合、許可の下りる滞在期間は、それらの有効期限までとなります。
- 他のビザに変更可?
- 学生ビザ、観光ビザに変更可能。
- 備考
- 2018年度のプログラム参加者の枠は6500名です。定員に達し次第締め切られます。 参加者は抽選で選ばれることになりますが過去の状況をみておりますと最初のうちは概ね参加資格を得ておられる方が多く、後の方になるほど抽選の結果選ばれなかった方が多くなっているようです。 抽選は不定期で行われているため1ヵ月以上抽選が無かった月もありますので、ワーキングホリデービザを申請される方は、できるだけ早いタイミングで申請していかれることをお勧めします。